ユーザー車検とは
ユーザー車検ってなに?
ユーザー車検とはクルマの所有者、あるいは使用者が自分で車検場が併設されている陸運支局にクルマを持ち込み、車検を受けることをいいます。
かつては整備に専門知識がある人だけがおこなっていましたが、今では一般にも普及しており、ユーザー車検を利用する人の数は年々、増えています。
ただしいつでも自由に受けられるのではありません。検査を受ける前にかならず予約を取ることが必要です。
ユーザー車検代行業
陸運支局での検査は平日に限られているため、平日に休みが取れないユーザーには制約となってしまいます。
そこでユーザー車検を代行してくれる業者が誕生しました。
基本的には車検を受けることを代行するだけであるため、整備業者のような技術や知識を有していない場合がほとんどなので、この点には注意が必要です。
まさに「代行」のみをおこなってくれる業者なのです。
メリットとデメリット
ユーザー車検の「メリット」はなんといっても「安さ」です。
クルマ自体に問題がなければ、税金や自賠責などの諸費用と車検を受ける検査手数料のみの必要最小限の出費で済みます。
反面、平日に車検に出向かねばならない、ある程度の知識が必要、などが「デメリット」としてあげられます。
この部分を補ってくれるのが「ユーザー車検代行業」でしょう。
業者のなかには早朝や夜間にクルマを預かってくれたり、土日曜などに引き取りサービスをおこなったり、あるいは出張引き取りや納車のサービスを展開しているところもあります。
ユーザー車検では、不合格となった場合にあらためて検査に挑まなければならない、修理を業者に依頼しなくてはならない、などのリスクも生じます。
当然ですが、車検のみで整備がないため、後々のカーライフは自己責任でまかなわなくてはなりません。
それらを補うほど安く上がるため、人気が高いのがユーザー車検の実情です。
また自分のクルマに対して意識が高まることも大きなメリットといえます。
いままで業者任せだった車検や整備を自分でおこなうわけですから、おのずと意識は高まります。
教習所などでは「運転前安全点検」を授業で習いますが、実際、運転するにあたり、実施している人が多いとは思えません。
ユーザー車検を体験することで、いままで開けたことがなかったボンネットを自分で開けてみたり、交換部品やメンテナンスに気を配ったりすることが日常的になる可能性があります。
オイルや消耗品を早目に交換したり、運転していて細かな異音に気づいたり、クルマに対する気遣いが変わるのは事実でしょう。
クルマを買ったディーラーやカーショップなどに任せきるわけではなく、自分自身で自分のクルマに触れるわけですから、運転者の義務である「安全な運行」が極めて身近になるわけです。
ユーザー車検をおこなうことで、車検を安く上げるばかりでなく、日頃から自分のクルマへの意識が高まれば、クルマ自体の故障も減り、寿命も延び、最終的にユーザーは大きな得をするのではないでしょうか。
